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SEOに頼らない、マーケティングの強化を

2018.01.06

Googleアルゴリズム変更

2017年12月にGoogleの検索結果で大きなアップデートがありました。主に医療や健康に関する検索結果で大きく順位変動が起きました。
今回のアップデートは、このジャンルの検索結果の60%に影響を与えるという、非常に大きな変更です。

知り合いからは、月に数百万の売り上げがあったサイトが0になったという話も聞きました。
このアップデートは、今後は医療系だけでなくあらゆる分野に適用されていくものと思われます。

コントロールできないものを減らす

SEO対策がうまくいって売上が増えた、という会社は要注意です。
売上の大半は検索からの流入による新規顧客だという会社は、ビジネスとしては脆弱だと言わざるを得ません。

今回のようにGoogleのアルゴリズムの変更で一瞬にして状況が変わるからです。

ビジネスの環境には自分でコントロールできるものとできないものがありますが、残念ながら検索結果はコントロールできないものです。
SEO対策に自信がある方はコントロールできると考えているようですが、それは妄想に過ぎません
良質なコンテンツを書いていれば自然に順位は上がる、というのは現時点でうまくいっているだけで、そもそもコンテンツが何を持って良質と言えるかも曖昧です。

検索からの流入が0になったらどうする?

最近当社は、SEO対策に頼らずどうやって売上を作っていくのか、ということを考えています。
もしWEBサイトへの自然検索からの流入が0になったとき、どうやって売上を維持していくのか、それを考えることが重要だと思うのです。

その答えの一つが「マーケティング」の見直しです。
一般的にマーケティングは「売れる仕組み作り」などと言われています。しかし意外にこのマーケティングをしっかり考えて実行している会社は少ないと思います。

俗にSEO対策で言う「お宝キーワードを見つけた」というたぐいのもは、私が考えるマーケティングとは違います。

ではマーケティングをどう考えるのか?
マーケティングの本を開いてみると、その流れとして次のようなステップが書かれているはずです。

1.環境分析、市場の機会と脅威の発見
2.市場のセグメンテーションとターゲット市場の選定
3.ポジショニング
4.マーケティングの4P
5.マーケティング・マネジメント

まずはこのステップに沿って自社の業務を考え直してみてはいかがでしょうか。

そして重要なことは定期的にこれらの流れを見直すことです。
現在はビジネスを取り巻く環境がすごいスピードで変化していますので、過去の成功体験に慢心していると、環境変化への対応が遅れてしまいます。

どこに勝ち目があるのかを常に考えていないと、すぐに競合に追い越されてしまうのです。

テクニックを覚えることも重要ですが、その前にやるべきことはたくさんあります。
当社も今一度自社が置かれている環境についてしっかりと分析をしたいと思います。


WRITER

ライター紹介

ネッタン編集メンバー

JunKimura
木村純
ネッタンサイトの管理人です。

得意のジャンル:WEBマーケティング、SEO

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