「○○」というキーワードでSEO対策をしたい
当社にはまだまだこのような依頼が来ます。
基本的にこういった依頼はすべてお断りしています。
なぜお断りするのか?
自分の中で一度整理してみようと、その理由を考えてみました。
そもそも目的が違っている
SEO対策をしたい、というニーズの奥には、当然ですが「売上を上げたい」、という目的があるはずです。
売上を上げる手段の一つとしてSEO対策があると思いますが、仮にSEO対策だけをやったとしてもどれだけ売上に貢献するのか、華々疑問を感じます。
これはリスティング広告でも同じことです。
SEO対策の他にもリスティング広告をお願いしたい、という依頼も多いのですが、こちらも単独での依頼の場合はお断りするケースが多いです。
売上を上げるためには、このような「部分」を改善するだけでは効果は期待できません。
もっと上位工程から考える必要があります。
SEO対策はリスクを伴うもの
またこのように単にSEO対策を依頼してこられる方は、往々にしていろいろなSEO会社の価格比較をしています。
それ自体は悪いことではありませんが、SEO会社を価格中心で比較するのであれば意味が無いでしょう。
「月額1万円~」、とかいうSEO対策って、どうなんでしょうね?何をやってくれるのかな?
おそらくこの手の会社は、内部要因を少し修正し、後は自社で管理しているサイトからリンクを送る、またはソーシャルを利用するという手法が多いかと思います。
こういった手法はリスクが高いということをぜひ理解してください。
もちろん営業的に「当社はホワイトハットSEOですのでご安心下さい」と言われるのでしょうが、SEO対策にホワイトハットはありえませんから。
(というか私にはホワイトハットということの意味がよく理解できません。何それ?)
そのようなサービスと比較をされても、ちょっと困ってしまう、というのが本音です。
重要なのはサイトの設計
今の時代、ホームページから売上を上げることは簡単ではありません。
そのため、最初にホームページのサイト設計をどうするか考えぬくことが重要になります。
これ無くして売上を上げることはほぼ無理です。
もちろん部分部分を最適化させることで、中途半端な売上を上げることは可能かもしれませんが、そのような対策ではすぐに競合に抜かれてしまうことでしょう。
もっと骨太の戦略を練ることが必要なのです。
これは単にホームページを作るという話だけでなく、あなたの会社がどの強みを活かし、どの顧客ニーズに対応していくのかという、経営にもつながってくる部分なのです。
それがはっきりしていれば、後はそれをどうやってホームページに落とし込むのかを考えればいい話です。
その際に、リアルトは違う、ネットからの集客方法や成約率対策を盛り込んでいくわけです。
ということで、「○○」というキーワードでSEO対策をしたい、という依頼が来た場合、多くはサイトの設計から見直すことになり、それはつまりホームページのリニューアルとかにつながっていく話になってしまうのです。
サイトの設計がうまく行っていれば、「○○」というキーワードでSEO対策をしたい、という依頼の仕方には絶対にならないと思うのですよね。
アクセスが集まらない、成約率が悪い、などで悩まれている方は、一度もっと上位の問題点を見なおしてみてはいかがでしょうか?
WRITER
ライター紹介
JunKimura
木村純
ネッタンサイトの管理人です。
得意のジャンル:WEBマーケティング、SEO
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