2014年5月20日、Googleからパンダアップデート 4.0が実施されたと発表がありました。
今回のアルゴリズムの更新で多くのサイトに影響が出たのではないでしょうか?
このようなGoogleのアルゴリズムの変更で一喜一憂するのは疲れますよね?
そこで今回は、当社が考えている最新のSEO対策の考え方について書いてみたいと思います。
旧式SEO対策
今やホームページを持っている会社で、SEOを意識していない会社はありません。
あなたを含め、ライバル会社も大なり小なり必ずSEOを意識していることでしょう。
一般的にSEO対策をする、ということは、
「ある特定のキーワードで上位表示をする」、
という意味で使われています。
しかし、誰もが同じことを考えている現在、SEO対策をこのような意味でとらえていてはうまくいきません。
このような古いSEOの考え方を見直し、新らしいSEOの考え方に変換していく時が来ています。
旧式SEO対策の考え方
旧式SEOの時代は、
「特定のキーワード=儲かるキーワード」
に焦点を当てていました。
購買意欲の高いキーワードを探し、そのキーワードで検索しているお客様だけにアピールしている状況です。
SEO対策がうまく行っている間はそれでもいいかもしれませんが、何度もいうようにライバル会社も全く同じことを考えています。
何かのきっかけであなたの順位が落ちたとき、それに伴い売上がなくなるという状態では、ビジネスとしてリスクが高すぎます。
そもそも検索順位というものは、元来コントロールが効かないものです。
それを無理にコントロールしようとするのが旧式SEO対策です。
これはいつGoogleからペナルティを受けるかわかりません。
今日有効な手法が、明日も有効とは限らないのがSEO対策なのです。
新らしいSEO対策とは?
現在当社はSEO対策を、「ある特定のキーワードで上位表示をする」という意味ではなく、
「見込み客との接触回数を増やす」
という意味でとらえています。
お客様は購入にいたるまでに、いろいろな悩みを抱いています。
その悩みをいだいている段階でお客様に有益な情報を提供することを考えます。
お客様が何に悩んでいて、どんな答えを探しているのか、それを考えて情報を提供する。
そういった情報は、お客様が必要としているものですから、検索してあなたのサイトを探しだしてくれます。
それが当社が考える新SEO対策です。
どの段階のお客様と接触するのか?
コピーライティングの世界で有名なユージン・シュワルツ氏は、お客様の認知度を5つの段階にわけました。
これは簡単に言いますと、お客様がニーズからウォンツの段階にどのように変わっていくかを説明しています。
今までのSEO対策は、一番上のウォンツの段階にいるお客様だけに目が行き、そのお客様を狙い撃ちしている状況でした。
しかしこれからのSEO対策では、その前のニーズ段階にいるお客様との接触回数をいかに増やすのかを考えます。
旧式と新式SEO対策の違いを簡単に表にまとめました。
旧式SEO | 新式SEO | キーワード | 購買意欲が高い | 調査意欲が高い | サイトの種類 | 販売サイト | 情報サイト | あなたの立場 | 営業マン | 先生 |
---|
ご覧頂いたように、両者には大きな違いがあります。
一見、何かを販売するという視点から見るとまどろっこしく感じますが、実はこのような考えでホームページを運用していると、最終的にはビッグキーワードや購買意欲の高いキーワードでも上位表示されることが多くなってきます。
遠回りをしているようで、実は近道になる場合もあるのです。
WRITER
ライター紹介
JunKimura
木村純
ネッタンサイトの管理人です。
得意のジャンル:WEBマーケティング、SEO
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